マリルィーやりこみゲームブログ

ブロマガが死んだので今後ここに適当に書くかも

6,1,18,12杖戦 命の木の実の分配

杖戦で最も重要なのはこの種分配です。DQ8で拾える種・木の実の数は以下の通り

命の木の実:16個
不思議な木の実:13個
力の種:13個
守りの種:12個
素早さの種:8個
スキルの種:6個

ただし、命の木の実については、命のブレスレットの錬金に3個使うため実質13個です。

このうち不思議な木の実と力の種は杖戦において影響が無いため考えないものとします。守りの種もほとんど意味がないのですが、集中投与することで念じボールのダメージを3ポイント減らすという効果があります。たかが3ポイントと侮るなかれ、命の木の実1個分に相当するため非常に重要だったりします。

素早さの種の投与先については一択でしょう。レベルが高く、唯一ラプソーンに先制できそうなゼシカにすべて投与します。
守りの種も単純にHPが高いゼシカに全投与です。ただ、念じボールに耐えるだけならククールも命の木の実を投与しまくればいけなくもないので、ここは一考の余地があります。
スキルの種はヤンガスに食べさせて格闘7の素手時素早さ+10」を取らせます。ゼシカも足りなければ格闘13の素手時素早さ+10を取ります。ヤンガスはこれを取ったところで素早さが5→15に上がるだけで素早さ115のラプソーンに先手を取ることはできないのですが、素早さ11の主人公を上回り、回復ターンの行動順の都合が良くなるためかなり重要です。

やはり迷うのは命の木の実の配分でしょう。以下に6,1,18,12型でのキャラクターの素のHPを列挙します。ちなみに命のブレスレット装備時の値です。

主人公:67 ヤンガス:60 ゼシカ:120 ククール:102

これを見てまず誰に命の木の実を食べさせたくなるでしょうか。こんなの最もHPの低いヤンガスに振って当たり前と思うかもしれませんが、それすら妥当かどうか悩まなければなりません。

以下にラプソーンの攻撃で受けるダメージを列挙します。

        男    ゼシカ
メラゾーマ  48~59  40~56
イオナズン  35~45  20~36
神々の怒り  40~48  28~40
念じボール  130程度   121~129

ヤンガスメラゾーマが36~44

どうでしょうか。HP60のヤンガスはそのままでも念じボール以外の攻撃に1発確実に耐えますね。DQ8というゲームはHP100あれば99ダメージまでは掠り傷であり、HP満タンから敵の攻撃を受けてHPがどれだけ残るかではなく、耐えるか耐えないかのみが重要です。例えば敵の攻撃で50ダメージを受けるのであればHP51あればそれで十分なのがDQ8です。たとえHP90あろうが、攻撃に一発しか耐えないのであればHP51と差はありません。

ここからヤンガスへの命の木の実投与が意味を持つにはラプソーンの攻撃2発に耐えるラインまで引き上げなければなりません。しかし神々の怒り2発の平均ダメージが88であることを考えると、最低でも7個投与のHP88は確保したいところです。残りの命の木の実は6個。そうなると主人公も攻撃2発に耐えさせたいでしょうから、主人公にも全部振ってHP91。最終的なHPは次の通り

主人公:91、ヤンガス:88、ゼシカ:120、ククール:102

どうでしょうか。これでいいと思うかもしれませんが、これだと最もHPが高いゼシカですら念じボール1発に耐えられないという欠点があります。いくら念じボールが来ないことを祈るとは言っても、それは通常より圧倒的に頻度が低いことを祈るという話で、1発や2発受けることは現実問題として避けられません。そういう時に1発耐えるキャラがいるのといないのとでは大違いです。
ゼシカが念じボールに耐えるためには命の木の実3個の投与が必要です。となると…

主人公:67、ヤンガス:60、ゼシカ:132、ククール:102

ここから残り10個の命の木の実で主人公、ヤンガスともに念じボール以外の攻撃2発に耐えさせることはできません。要は1人しか耐久を強化できないということです。
ザオリーマなどを持つ分、ヤンガスより主人公のほうが圧倒的に重要度が高いので、この場合は

主人公:109、ヤンガス:60、ゼシカ:132、ククール:102

こうなります。ヤンガスに命の木の実を1個も振っていません。このように、最も耐久力が低いからと即座に命の木の実を振るかと言われると必ずしもそうではないということです。

また、ククールも命の木の実を8個投与すると念じボールに耐えるようになるため…

主人公:67、ヤンガス:60、ゼシカ:132、ククール:134

こうする選択もありますね。命の木の実が2個余りますが、これは主人公やヤンガスに投与しても確定数が変わらないので、念じボール耐え役のHPにゆとりを持たせる意味で (賢者の石じゃ全快しないことが多いので)

主人公:67、ヤンガス:60、ゼシカ:136、ククール:138

こうなるでしょうか。こちらは耐久が低い主人公とヤンガスに1個も命の木の実を回していません。

ここまで読んだ方は気付いているかもしれませんが、ゼシカラプソーンに先手を取るために星降る腕輪を装備することが多く、こうなると命のブレスレットを手放すことになるのでHPが-30もされ、せっかく命の木の実を振っても念じボールに耐えてくれません。しかし命のブレスレットを装備すると素早さ不足で先手が取れないことのほうが多くなってしまうため回復が全くうまくいかなくなります。

これを避けるためにゼシカに14個フル投与 (命のブレスレットが要らなくなるため命の木の実が1個増える) するこういう案もあります。

主人公:67、ヤンガス:60、ゼシカ:146、ククール:102

ただし、これは (さっきの案もそうなんですが) 、主人公とヤンガスが念じボールはおろか、イオナズンメラゾーマや神々の怒り2発とかで簡単に死んでしまいます。それでも念じボールにゼシカが耐えるならメリットのほうが勝る? いやいや、念じボールが来ないことをお祈りするというのに、念じボールをケアしすぎて他の攻撃での死亡率が上がるようでは勝率が余計に下がってしまいます。
神々の怒りやイオナズンで簡単に死ぬことは、念じボールが来ないという大本命の上振れパターンを落としやすくなるためかなりの大損です。どうせ念じボールが多く来たらほとんど勝てないのですから、来なかったという奇跡が起きた時の負け筋をできるだけ減らすようにすべきです。


というわけで色々挙げましたが、私が今最有力と考えている案は、最初に挙げた案でゼシカの命のブレスレットを外して命の木の実を1個ヤンガスに回した以下のパターンだと考えています。

主人公:91、ヤンガス:92、ゼシカ:90、ククール102

これならば、主人公はイオナズンメラゾーマに耐えられないだけで、それ以外はどのキャラも念じボール以外の攻撃2発にほとんど耐えることができます。神々の怒りがあるとはいえ、1ターンに攻撃3発を受けることはそう多くはないので、これなら念じボールさえ来なければ何とかなりそうです。結局、耐久が低いキャラに振るんじゃないか!

ヤンガスのHPを4上げるためにゼシカのHPを30も下げるのは損じゃないか?という意見があるかもしれませんが、先ほども述べたように、DQ8というゲームは例えば100~120ダメージの攻撃があればHP180とHP210とかの間にはほぼ全く差がないが、HP117とHP121の間には明確な大差があると考えるゲームです。何気ないHP+30よりも、攻撃の耐えラインを踏み越えるHP+4のほうが圧倒的に効果を発揮する場面はDQ8においてかなり多いです。
確かにゼシカのHPが120→90となると、念じボール以外の攻撃3発に耐えたところが2発しか耐えなくなってしまいますが、1ターンに攻撃3発を受ける頻度が攻撃2発を受ける頻度に対して圧倒的に低いこと、そもそも星降る腕輪を装備することが多いので大抵HP90になっていることを考えると、ヤンガスが攻撃2発に耐える確率を引き上げたほうが勝率に大きく貢献します。

…って、念じボールが1回や2回は来ることは避けられないって言っただろ! って話なんですが、これは問題ありません。世界樹の葉6枚、天使のチーズ2個、ザオリーマがあれば、1回や2回くらいならまだ何とかなるので、それでうまくハマることを祈るのみです。

本当に立て直せるのか? というお話ですが、こればっかりはやってみないと分かりません。ただ、109,60,132,102の配分で15回くらい戦ってみた結果、なんとなく掴んだものがあるのでこれを試してみてダメならまた命の木の実の配分を考え直すだけです。とりあえず91,92,90,102でやってみます。