七段降段した。

つい3日ほど前に八段昇段したのも束の間。7-22-17という麻雀始めて3日の人間よりも悪そうな成績により一瞬にして叩き落されてしまった。
一体どれだけ下手だったのだろうか? 1つずつ見てみよう。
・Round 10

東2局。7700両面テンパイから最終盤、対面の仕掛けに通っていない4pを掴み、打点を3900に低下させて1pを切ったが、悪手で、4pを押さないといけないらしい。
確かに対面にはまだ通っていない筋が何本もあり、4pが特別危険とも思えない。何よりもこいつの打点って何点なんだ? せいぜい2000点なのでは? ということでこの4pは押さないといけなかった。

すまん。俺、手を開けたくないです。

同じ半荘。南1局で七対子ドラ1のテンパイから、アガリを見るならツモ切るしかない4sを掴み、まだ残りスジが7本くらいあったので押すもこれが満貫にズドン。

bigcoachはオリ推奨。9600ならまだしも、4800はさすがに見合ってなかった。
なおオリていたら下家の4000-8000で決着がついていた可能性が高い。
さすがにミスで10000点以上失点するとこの半荘はラス。
・Round17

南2局。打つとヤバいラス目のリーチに対し、カン6pとかいう待ちで両無筋を切って追っかけるという暴挙に出ると当然放銃しラス。
ただかなり意外なことにbigcoachも大差でリーチ推奨。
満貫あるし、あがればトップも見えるからOKってこと? 確かにツモられても結構ラスるし…。
この半荘はラスになってしまったが、ミスによるものではなかったか。
・Round18

オーラス。親リーに手詰まって、3s、7s、9sの3択からモロヒや宣言牌隣のカンチャンを嫌って1枯れの9sを切ったらシャボに刺さりラス。
bigcoachも9sを切ったが、7sのほうが放銃率が低いと思われる。
ただ次巡、安牌が増えないためここで7sを切ったところで私の雀力で放銃を結果的に回避できたかどうかは微妙。
・Round19

南1局。北0リーチ相手だが、普通に8pが怖いので現物の3sを切り単騎に受ける。なお8pはリーチには通るが、親に18000放銃となる。
これはいかにも神回避だが…

次巡、2-5pノベタンを張り返し、2sを押すとダメ。地味にカン裏も乗って-5200。
まあこれはかなり仕方ない放銃だと思われる。こっち満貫あるしね。

オーラス。7700からトップなのでトイトイとチャンタの両天秤で仕掛けたら唯一あがれない入り目を引かされ、ツモ切り。

そして運悪く対面の七対子の当たり牌を引かされ終了。
まあ、これは仕方ない。
・Round29
本当にひどかったトップ逃し。

64000点持ちオーラスという80%くらいトップが取れそうな場面。
この局は打点をチラつかせると下家がオリてしまうため、役牌(特に白)を鳴く気はなかったため鳴き無しにしていた。
手を組んでいたら2シャンテンになったところに下家からリーチが入る。

自手を放棄し、サシコミに向かったが、ピンズ筋を全部通してもヒットせず。え???
このあとピンズ愚形の可能性を考慮し2pなどを切るも当たらず。

実は下家の手は3-6sで、役ありということでリーチはサシコミ期待だった。しかし僕が下手すぎて、「親に今18000とか言われたらどうしよう」などと意味不明なことを考えてソーズを切ることができなかった。
あとこの手、サシコミをせず普通に組んでいたら対面の白であがっている。
意味不明な動きをした結果、親の三倍満が炸裂し、そのまま2着になってしまった。
今見返しても本当にひどいトップ逃し。
・Round30

南1局、下家から北3リーチが入っているところ。
現物がないが、この手のベタオリでは複数牌持っている牌を切るのが基本で、生牌の白よりも両面にしか当たらない3pを切ることが推奨される。
というわけで3pを切ろうと思ったのだが、なんか3-6pが6枚見えになり、気持ち悪かったのと自手がシャンテンになったのでここで白を切った。
そもそも親のドラ押しが強烈である。なんだこいつ?

現物が全く増えないままテンパイになってしまった。
リーのみだが良形だし、こうなってしまったら曲げてしまったほうがマシだろう。

が、モロヒの7pを掴み-12000。

南2局の親番でかなり稼いだが、オーラスハネツモ条件をあっさり満たされ2着。
南1局の放銃が無ければ、南2局の時点で下家は飛んでいたため私のトップだった。
もし、南1局の放銃が回避できるものであったらこれはミスによる着落としだ。実際はどうか?

6枚見えのスジだとか、自手がイーシャンテンだとか関係ないんだよなあ(´•ᴗ•⸝⸝ก )
当然、3pを切っていたら張らないので7pが出ていくわけもなく、南2局の連荘で余裕のトップである。
・Round32

南1局。トップ目で7700両面テンパイから2枚抜きリーチに対し、5sを押すと-8000。
現物の4sを切りシャボに受ける手もあったが、フリテンかつ残り2枚に受けるのはさすがに実質アガリ放棄であるため、それなら南切ってくっつきを見たほうがたぶんマシ。

なおbigcoachもこれを押し推奨していた。さすがに残りスジがまだあるため、押したほうがいいのかもしれない。

この半荘は気合で西入を果たし、西1局は1巡目でアガリトップ両面テンパイ。山に約7枚残っていることが推察されます。これはいかにも勝てそうだが…

そんな気はしていた。
もちろん、南1局の放銃が無ければ西入しておらず、オーラスの和了でトップである。2着順ダウン。-285pt。
余談だが…

7sしか切ったことないんだけどこれ大悪手ってマジ!?
・Round33

今度こそしっかり差し込んでトップ。ただ自手がイーシャンテンなので、普通に組んだほうが良かったかもしれない。必ず現張りになるし。
なお46半荘やって7回しかトップがないため、勝てた場面を切り取ることは難しい。
・Round34

南2局。下家に手役不明の2副露が入る。河が濃いのでテンパイっぽく見える。残りの役牌が白と中しかない。自手がこれなので役アンコパターンは切るとしても、中だけは切れない。

中。
9s切ったが、こんな牌抱えてたらそもそもあがれないので役アンコパターンをケアして抜くべきだった? いやでもそれはさすがに…

通るんかい。で、なんかちょうど張ったのでリーチ! ほなお前の役は白やな! 残り2枚しかないなら俺の勝ちや!

ウワーーーーーーーーーーー!!!!!!!!

下家は南暗刻でした。あれ、2巡目の南ラグってたっけ…?
値千金の2600オールのアガリ。

続く1本場は、下家の謎のピンフドラ2ダマツモにより決着。いやいやあなた、それオーラス4000オール足りませんよ。

6000オールの手が入るなら問題ないんだよなあ
俺はいつオーラスにあがることができますか?
なお、47戦でオーラスの和了率18%というとんでもない結果が出てきた。
・Round36

ラス確やめろ。
まあ、されてなくても7sを先に掴んで負けてたが。
・Round37

とりあえず両面リーチしたら、意味わからない単騎に刺さり、ライバルに8000点を献上。
さすがに巻き返せずラスに沈んだ。
・Round38

南2局で連荘を重ね、この点数状況。
上家にあがられるとオーラスに条件が残ってしまうが、下家にあがられる分には上家は2確をしてくれるようになるためそちらのほうが都合が良い場面。

下家に2副露が入り、いかにも早そう。ん…?
君の手、なんか高いね。

驚くべきはこの場面。やたら長考してポンが入ったなと思ったら、なんと小三元のアガリを見逃してポンして大三元を狙っていた。
ツモ専の残り2枚だったが見事にツモられてしまった。これでオーラスは三つ巴になり、全く分からなくなってしまった。

オーラス。1シャンテンから上家の仕掛けに切れないソーズを掴んでオリ。2p切り。
まあ3100点離れてるし、親がノーテン終了するっしょ。

お前来るのかよ。
2人テンパイで流局し、40000点を割ってしまった。

1本場。早くも七対子や縦受けの1シャンテンになったが先制リーチを受け、1sを切って保留。

中スジを追った下家が詰み七対子から放銃し8000でラスト。
せっかく魂の大三元を和了したのに報われない最期だった。
俺はいつオーラスであがることができますか?
・Round39

オーラス満貫条件。
ラス目の上家からリーチが飛んでくるも、跳満を放銃しなければまくられない。
ソーズで打つと染め手が出てくるかもしれないが、ピンズで打っても12000あるわけないし、一通とかもなさそうなので気合のプッシュ。
…も、テンパイすらせず。俺はいつオーラスであがることができますか???
・Round40

ダンラスで迎えた親落ちの南2局。普通は7sを切るんだが、ドラの上振れすら欲しい点数状況なので敢えて7sを残し、6pを切る。染めるかもしれへん。

2枚枯れのカン2sで張るも、7sを押すとこれが刺さり、チャンスがなくなってしまった。よく見たら満貫しかないし、ここで押すのはやりすぎだったか…。
・Round41

オーラス。6000オール一撃圏内。下家は実質目無しなのでアガリ勝負。

当然のように先制リーチを打たれ、対応。これは8sを押すことを前提として4-7sと6-9pシャボのシャンテンに取ることができるが、2pを切って七対子の1シャンテンに取る手もある…。どちらがいいのかはよくわからない。8pが通っているから、5p押しでテンパイにとれる七対子のほうが優位だろうか。

8s押し前提のメンツ手を選択したら七対子が裏目ってしまった。が、関係なく親のアガリ。12000で止まったので次局。

1本場。テンパイノーテンで返ってしまうのでノーテン終了が許されない点差だが、まさかの流し満貫が決まりそうで決着が次局にもつれこみそうだ…
と思ったら唐突に親のモギリーが入る。
別にこれでノーテン終了でよくなったので、オリればいいだけの話だが、2000-4000とされるのと3000詰めるのとでは次局の条件が段違いであるため、親としては流し満貫を牽制するためにリーチをした、といった感じだろう。ただしこちらが流し満貫に素で失敗した際にトップを確定させられないのがデメリットだが、僕にはその優劣はわからない。

間が悪くメンチンが入ってしまった下家から出てEND。端牌とか関係なかったです。
俺はいつオーラスであがることができますか????
・Round43

南1局ラス目の親番。
対面から2枚目の東が出て、鳴いたほうがあがれると考えたが、冷静に考えると門前だと満貫は堅く、6000オールまで狙える手牌を5800に劣化させるのは明らかな失策だった。
ツモを追ってみると、このあと7s… は受けがほとんど広がらないのでツモ切り。その後3pを引いて2度受けとなる34sを払い、中盤で5p→5sと引くのでパッツモ裏の6000オールが炸裂していた可能性が高い。

その6000オールが炸裂していれば、オーラスのこの場面、他家は5000点ずつ下がり、自分は10000点追加されているはず(実戦では流局1000オールとなっていたため)なので、12000直撃が許される点差のはずなので(というかそもそも3000-6000で西入するので)、この發をポン、西落とし。2巡後に1pを引き入れ、直後にカン6pの直撃があり、38900点持ちで西入することができたはず。期待値は高く、着順にして1.4程度のロストだろう。完全実力ラス。
記事にしただけでもすでに1000ptくらい自分のミスで失っているが大丈夫か?
・Round44
降段戦。残り10ptである。

オーラスアガリ競争。急所の役牌を仕掛けられるも、何故か發を残しほぼ完全安牌の9sを切ってしまう。

当然のように789sのターツを河に並べてしまう。

普通の打ち手ならツモォ!!!
いやまあ待て。このカン2sは悪くはないぞ。ゆーてあがれるかもしれない。

ほら出てきた! 15半荘ぶりにオーラスであがることに成功! 12半荘ぶりのトップ、お疲れさまでした。

ファーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
なお、オーラスのミスが非常に目立つが、この半荘は南2局でも重大なミスを犯していた。それがこちら。

今親から出たばかりの役あり4-7sテンパイ。1300点。
ダマでもオーラスで和了勝負になることは変わりなく、打点条件もほぼないためダマとして無警戒で出されることを狙ったが、これは重大なミスだ。
何故ならここでもし自分がリーチをしたとして親は押してくるだろうか? これは相当押してこない。何故なら親は一応3900点浮いているため、こちらが満貫をツモればオーラスで満貫を、跳満をツモったとしても跳満をあがり返せばトップを取り返すことができる。対して、こちらに満貫を打ってしまうと12100点差となり、跳満すら届かなくなってしまうのだ。もちろん打って安いこともあるが、それはそれでツモられても一切問題にはならないため放置しておけばよい。
対してこの局で親にあがられたらこちらは概ね2連続和了が必要になり、かなり苦しい戦いを強いられる。よって、この手は必ずリーチをしなければならなかった。
実は親はテンパイだったので、一発目に掴んだ7sが恐らく出て5200の直撃となっていたが、これならオーラスのミスがあったとしても点差でこちらがトップを取れていた。
二重にミスるとさすがにトップを逃すということで。
・Round45

南2局1本場。前半荘の反省を活かし、この点数状況でタンピンドラ1をリーチ。ダマでもよさそうだが、3000-6000になった時に親の満ツモがまだ届かないのは大きい。それから、7s以外をダマで出アガリしたときのオーラスの持ち点が不安だ。容易に西入してしまうのではラス目の動向にも気を配らなければならず、結果として和了率を落としてしまいそうだ。

ただ、うまくかわされ親のアガリ。700は800オールと大したことはないが、現張りだっただけにアガリを逃した感じがして印象が悪い。

続く2本場は捲り合いに負けた対面が親に7700(8100)を放銃

3本場。畳み掛けるように2巡目で親リーチが入る。
実戦心理としてはかなりやらかした気分だ。
この局は対面が親に満貫放銃。

ここであがらないといよいよ目無しになる4本場。配牌を見てずっこける。どうしたらこの手を和了することができますか?

何故か1シャンテンまで伸びたが、対面が3000-6000ツモ。危険だが、親との点差がつまり、跳満条件になってくれた。

オーラス配牌。バカか? おい、これ親にあがられてラスるやつだろ。

なんか知らんが一瞬で四暗刻1シャンテンになった。
ただしここで中が出たためさすがにこれをポン。出アガリ満貫止まりだが、三暗刻がつくのでツモなら逆転。この巡目ならさすがに下家からの出アガリも十分に期待でき、それでもトップ。
ただし、親との点差が近いうえ愚形であるため、親から出たら渋々倒す。

これが全然出てこねえ……。
巡目的にそろそろ下家からの出アガリは期待薄か? と思いきや念願の北を引き入れ、親からの出アガリも逆転条件を満たすようになった。

遂にその時は来た。
・Round46
値千金のトップを取ったものの、残り145ptなのでまだ降段戦である。
そして46戦目ということから分かる通り、これが今回の八段最終戦となった…。

東1局。親リーが入り、流局間際に現物の打2pで安全にケイテンが取れる2sが出現。鳴くと親のツモが増えてしまうがこの牌を……

スルー。
3pの安全度も相当高いため、門前で安全にケイテンがとれることもあるかもしれない。
と思っていたら上家からも合わせ打ちで2sが出てくる。この2sを……。

ポンした。
今度は親にツモ番が回るうえに海底を渡してしまう。一見あべこべだが実は海底ということで……。

運が良ければ8000(+リー棒)の加点となる。幸先のいいスタート。
というかまさかここまでうまく決まるとは思ってなかった。

なんでこうなってるんだ…???
あれから7局、字牌を切っていたらツモや横移動が発生するだけで全く何も参加できていない。気付いたらラス目で親番を迎えてしまった。
降段がかかった1局である。この手をなんとしてもアガリに結び付けなければならない。

なんとか先制できた。
役あり9600をテンパイしてどうするか?

リーチした。
比較的外側のシャボゆえダマで捉える手もあるが、所詮愚形なので相手に良形テンパイが入ってしまうと苦しい。
ツモり三暗刻があり、ツモったほうが打点が高いため、他家を牽制してツモ回数を増やす手段をとることにした。
それから、ツモ裏1で8000オールとなり一撃トップ捲りが決まるのと、仮に流局しても6000オール条件に緩和されるので、リーチが優位だと判断した。

~完~
ダマにしていたら1-4p変化し、対面の1pを捉えていた可能性が高いが、bigcoachも99%リーチだったので、これは結果論でリーチが正着だと考える。
以上。こうして俺たちの夏(はちだん)は終わった。
振り返ってみると、47戦の中で大体8個~10個くらいは自分の実力による着落ちが発生している。そしてその原因は、36000放銃のための字牌の残しすぎや、大局に関係ない場面での押しすぎ、そして副露判断ミスなどが多かった。確かに運は悪かったかもしれないが、ちゃんと打てていたらまだ1200pt程度は残っていたと思う。
実は5月に三鳳復帰してから実験的に打ち筋を大きく変えていた。主にそれは副露で、元々20~21%の副露率だったのを鳴きを増やし23%にしてみた。また、染め率を6%台だったのを9%程度に引き上げてみた。テンパイ時の押しの要素を強くしてみた。ダマを増やしてみた。比較してみると…


左が今、右が昔。
およそ700半荘ずつの結果なのでかなり乱暴だが、副露や染め手を増やしたところで和了率、放銃率、局収支にさしたる変化はないが、体感では判断ミスによる着落としが増えたような気がする。スタッツには現れていないが、例えば59s發と持っていた時に、以前は7s引きでのリャンカンを重く見て發を切っていたのが、今は9sを切ることのほうが多かったり、七対子シャンテンからポン発進することを増やしたり、先切りの頻度を減らしたりしている。それが良く現れることも悪く現れることもあるのだが、クリティカルな部分で字牌を残すべきでない場面で残したり、染めるべきでない手を染めてしまったり、押すべきでない場面で押したり、鳴くべきでない手を鳴いてしまったりということが増えた印象だ。というかこの和銃差、局収支で安定7.0しか出てないのは、運以前に順位戦略が下手すぎで、恐らくここが成績を上げるための肝になるのだろう。知らんけど。
実際、着落としで最も多かったのは押すべきでない場面での押しによる失点、手組の方針ミスであった。また七段坂を登ることになるのだが、今度はここに強く意識を向けつつ打って行こうと思う。