マリルィーやりこみゲームブログ

ブロマガが死んだので今後ここに適当に書くかも

マリオ&ルイージRPG2×2 ダメージ計算式

【基本】

[{(レベル×POW÷DEF×技の威力)×ラッキー補正}×バッジ補正]×ヒット数 = ダメージ

※()の部分で以下に示した最低ダメージよりも計算結果が下回る場合は最低ダメージへ補正が入る。

ポケットワンワン、ジャンプ:2
カウンター:0
それ以外:1

※{}、[]の部分で小数点以下四捨五入される
※ラッキー補正はラッキーヒットorクリティカルヒットが出た場合×2、同時に出た場合は×3となる。
※バッジ補正というのは「リスキーバッジ最大×3」、「ダイナミックバッジ×1.4」等バッジによるダメージアップ効果
※ヒット数はフラワー系が当たった回数

※ゴールドノコレオン、ゲドンコボム、ゲドンコ姫(姉・王冠付き)の3体は、強制的に最終ダメージを1にするという特性がある。
ただし、「先制ジャンプ」「プリンセスお手玉のカウンター」の2つのみはこの特性を無視して通常のダメージを与えられる。

【威力】

・先制攻撃
ジャンプ:1
ハンマー:ダメージ無し (追加効果:めまわし)

この時代は先制ハンマーにダメージはなく、全体めまわしの付与という効果だった。

・ソロアタック
ジャンプ:1 + 430/256 (≒1.68)
ハンマー:単独366/256 (≒1.43) 、協力494/256 (≒1.93)

 

・ブラザーアイテム
1.みどりこうら
威力:79/256 (≒0.31) 強化時120/256 (≒0.47)
浮いている敵には無効。最大16回攻撃できるが、敵を仕留めると壊れてしまう。

マリルイお馴染みの最初の技。3以降の甲羅は序盤にしか使わず中盤以降用済みというイメージがあるが、マリルイ2の緑甲羅は最初から最後まで優秀。
そもそもマリルイ2は技がアイテム制で、強力な技をそうポンポン使えないため、安価で節約の必要が無い緑甲羅は非常に使いやすい。
そして最初の技だから弱いのかと思いきや普通に強く、ベビィ側のコマンドも完璧に決めればチビほうだいとそう変わらないダメージを叩き出す。
中盤以降、チビほうだいすら低コストの範疇に入り連発できるようになってくるとさすがに出番がかなり減るが、それでもvsトゲ敵などは対抗手段が少なく、コレが無いと相手しづらい。
また、HP10しかないが全攻撃1ダメージ化の特性を持つゴールドノコレオンという敵は、コピーフラワー等だと贅沢すぎ、他の安価ブラザーアイテムは攻撃回数が足りずに仕留めきれないという問題があり、緑甲羅が最適解だったりする。
総じて歴代屈指の使い勝手を誇る。
終盤に入り赤甲羅が登場したらさすがに立場が厳しいが、安価というメリットはいつまでもあるので完全に出番が無くなることはない…と思う。

 

2.ブラザーフラワー
威力:28/256 (≒0.11) XY撃ち25/256 (≒0.10)
追加効果:やけど

序盤のお供。マリルイ2のフラワー系は必ず1発最低1ダメージが与えられるため、こちらがどれだけ弱くても打った数だけダメージが出る。
連打速度にもよるが、最序盤のチビほうだいですら20台のダメージしか出ないような時期に平気で30~40ダメージを叩き出すので非常に便利。
中盤までは余裕で主力攻撃。ランダム攻撃ゆえダメージがばらけるのが難点だが、序盤の雑魚敵はそもそもHPが低いため、合計30ダメージも与えられるのならすぐにカタがつく。同時期の技である緑甲羅とチビ砲台は単体攻撃で、オーバーキルしてしまうと結果的に与えたダメージが減ってしまうが、ブラザーフラワーにはそれが無いのも大きい。

ただし、中盤に差し掛かると強力なブラザーアイテムが増えていき、緑甲羅やチビ砲台もその威力を伸ばしていく中、元々の威力が低く1発1ダメージを維持するブラザーフラワーは相対的に弱くなっていき、出番が極端に減ってしまう。特に追加効果が便利で弱点も突きやすいアイスフラワーはライバルとして強烈。

ちなみに隠し効果として、4人戦でX,Yボタンでファイアを撃つと空中の敵に当たるようになる。地上敵と空中敵が混在している場合、AB撃ちだと両方ターゲッティングするため空中敵に向かった火花は無駄になるが、XY撃ちだと全て空中敵に向かっていくため、ダメージが分散する弱点をある程度克服できる。途中で空中敵全てのHPが途中で0になったらそれ以降は地上敵に飛んでくれるのでオーバーキルした分が無駄になることもない。vsライフィは浮いているかつ弱点が突けるので有用。
ただ、XY撃ちは威力自体も下がるうえ、ベビィのPOWを参照するようになるためダメージ計算結果が悲惨なことになり、ほぼほぼ1発1ダメージになってしまう。AB撃ちで1発2ダメージ以上出せるレベルになると有用性は相対的に下がってしまう…。

3.チビほうだい
威力:563/256 (≒2.2) ×4
序盤の切り札。ヨースター島クリアまではボス戦での最高火力として大活躍する。
ただし値段が少々お高いので雑魚敵で連発しづらい (ので、緑甲羅かフラワーを使おう) 。
そして中盤以降もっと強力なブラザーアイテムが増えてくるとボス戦での出番は嘘のように無くなり引退となる…と思いきや、その頃には比較的安価で数を確保しやすく、コマンドも簡単なため、雑魚戦でお手軽に敵1体を粉砕するのに役に立つ。このように活躍の舞台は大幅に変わるがマリルイ2の仕様上出番が完全に消えることは無いのだ。

 

4.スマッシュエッグ
威力:222/256 (≒0.87) → 286/256 (≒1.12) → 350/256 (≒1.37)
追加効果:めまわし

2人でも使えるアイテムの例に漏れずコレにも4人用の追加コマンドがあり、X,Yボタンでベビィにタマゴを弾かせることで威力を上昇させることができる。
2回弾けば最高威力になりそれ以上弾いても無駄になるのだが、これを利用すればどちらで蹴っ飛ばすかも選べるため、POWの高いマリオに全弾任せることも可能。その場合の総ダメージはなかなか馬鹿にならない。
…が、いちいち弾いていると猛烈にテンポが悪くなるのが欠点。これを使うくらいなら他のブラザーアイテムを使ったほうがいいというのが実際のところである。

やはり主目的は技を成功させた後のアイテム取得か。最初はハズレも多く、弱い回復アイテムしか出てこないが、Lv16を超えたあたりからスーパージャンプ台などの便利なブラザーアイテムも出始め、Lv28以上になると1%の確率でシンプルバッジが出てくるようになる。
シンプルバッジは火山の宝石集めミニゲームでパーフェクトを取る以外だとスマッシュエッグから出るのを待つ以外に入手手段が無い。これ自体は強力なバッジなので粘るのもアリ… なのだが、Lv28というのはクリア前にギリギリ到達するかどうかというレベルであるため、そこからさらに1%を引き当てるまでスマッシュエッグを使いまくるかと言われると趣味の領域と言わざるを得ない。

そういうわけでなんとも微妙なアイテムなのだが、このアイテムの真価は別のところにある。敵が浮いていようがトゲが生えていようが、炎に強かろうが氷に強かろうが、こちらが2人しかいなかろうが問題なく使える唯一の攻撃であるため、手持ちのブラザーアイテム的にキツいエンカウントをしてしまった際の突破口になり得る。まあ逃げればいいんですけど。

5.アイスフラワー
威力:28/256 (≒0.11) XY撃ち25/256 (≒0.10)
追加効果:ランダムステータスダウン


ブラザーフラワーの属性違いだが、おそらく使用頻度はこちらのほうが圧倒的に多いだろう。
というのも追加効果のランダムステータスダウンが強力で、POWダウンが入れば敵の強力な攻撃に耐えやすくなり、DEFダウンが入ればそこから無限系ブラザーアイテムに繋げることで大ダメージを与えられるようになる。すなわちボス戦で大きな効果を発揮するアイテム。
そしてボス戦での使い勝手を加速させる要因として、終盤ボスはこれを弱点とするヤツが多く、クッパ、ゲドンコリーダー、ゲドンコモンスターRの3体にはクリティカルとなりダメージが2倍になる。ただしゲドンコモンスターRはステータスダウンが効かないことには注意。
それでも高いダメージ補正がかかるバッジを装備して撃てば150以上のダメージを出すことも可能。最大倍率のリスキーバッジなら200を超える大ダメージとなる。

ちなみに、ショッキング・エッグ、ベビィクッパ、ゲドンコモンスターR、ラスボスにはステータスダウンが効かないため注意。
特にショッキング・エッグは倒れた状態でブラザーフラワーが弱点となるため、実はアイスフラワーのほうが下位互換となってしまう。

6.ポケットワンワン
威力:133/256 (≒0.52) +追撃76/256 (≒0.30)


初の無限系ブラザーアイテム。
このポケットワンワンの凄いところは無限系ブラザーアイテムで唯一1ミス即終了ではなくリカバリーが認められる点。

ただし最大の欠点として対象が複数いると急激に難易度が上がる。というのも敵の位置によってコマンド入力のタイミングが決まるため、対象が複数いると毎回コマンドのタイミングが変わってしまう。コマンド入力のタイミング自体はだいぶシビアなため、これだと無限どころか20回繋げることすら非常に困難。
反面、対象が1体しかいないボス戦では強烈極まりなく、コマンドが2択、最高速度でも人間の反射速度で対処できる程度のスピードであることも相まって比較的続けやすい。極めれば極限低レベルでもボスを1ターンで撃破することも可能。
もちろん、人によって得手不得手はあるだろうから一概にコレが最強とは言えないが、鍛錬によるダメージの伸びしろは全攻撃中ナンバーワン。

ちなみになぜか全ブラザーアイテムで唯一最低ダメージが2なので、基本的に最低ダメージしか出ない低レベルクリアでは他のブラザーアイテムの2倍の火力が出せる最強の攻撃となる。先ほどの人力で唯一現実的に無限に繋げられる性質も相まって低レベル攻略のお供とされる。

7.スーパージャンプだい
威力:大人179/256 (≒0.7) 、ベビィ188/256 (≒0.735)
追加効果:めまわし

スーパージャンプ台、コピーフラワーの2つは大人とベビィのPOW差を考慮してか、ベビィは大人の5%増しの威力が設定されているようだ。
無限系ブラザーアイテムの中で最も単発威力が高い、実質3択、ミスってもあと3回攻撃できるという性質を持つため、アクションが苦手な人でも安定して最低限のダメージが与えられるという強みを持つ。
また、無限系ブラザーアイテムで唯一追加効果を持つ。マリルイ2のめまわしは3以降と違い、こちらからの攻撃によって治癒することが無い (ターン経過のみ) ため、めまわしになった敵は実質的に死んだも同然である。追加効果の確率はおそらく5%ほどしかないが、+αが見込めるという点でも他の無限系とは一線を画しており優秀。

総じて優秀だが、対象ランダムであることが足を引っ張りラスボス戦には不向き。


8.コピーフラワー
威力:102/256 (≒0.4) 、ベビィ107/256 (≒0.42)

恐らくマリルイ2で最も有名なアイテム。攻撃のテンポが一番速いことからRTAやTAS、そうでなくとも既プレイ勢の2周目以降ではほぼコレしか使われないこともあり、マリルイ2はコピーフラワーさえあればどうとでもなるという風潮がある。
ただし、そんなコピーフラワーにも欠点があり、それは難易度の高さ。テンポが速いぶん難しく、長く続けるのは無限系の中で一番難しい。加えて一撃あたりのダメージは無限系の中で最低なので、最終的な総ダメージはスーパージャンプ台に劣るということもしばしば。
また値段も結構高いので、雑魚戦で景気よく使っていられないというのも難点。

それでもコピーフラワーが圧倒的な高評価を受けるのは、そもそも適正レベルならコピーフラワーの総ダメージ量でも雑魚戦が終わらせられるということ。また単体を集中攻撃できるという性質があり、ラスボスにまともな打点が出せる唯一の攻撃という点が大きいと思われる。 (ワンワン、ジャンプ台は触手が邪魔。赤甲羅はそもそも当たらない)


9.あかこうら
威力:110/256 (≒0.43) 、強化時138/256 (≒0.54)

緑甲羅の強化版。16回攻撃するか敵を倒すと壊れてしまう緑甲羅と違い、全く壊れることが無いのでコマンドをミスするまで無限に繋げることができる。
2人でも使える&コマンドが固定なので見てから判断が要らない
ので使い勝手は抜群。それでもコピーフラワーに評価が及ばないのは浮いてる敵 (特にラスボス) に当たらないから。
逆にトゲ敵に通用する唯一の無限系ブラザーアイテムではあるが、赤甲羅登場後のトゲ敵はほねサンボとゲドンコモンスターRしかいないのが残念。浮いてる敵は山ほどいるのに…。
なお、X,Yボタンで強化しようとすると操作が鬼のように忙しくなるが、実は威力上昇率はそこまで高くないので、RTAとかじゃないならABだけでとにかく回数を続けたほうが無難。また、アドリブ不要でリズムゲーすればとにかく続けられるので、これが一番続けやすいという人も多いかもしれない。繋げやすさはそれだけでメリットになる。

 

10.ミックスフラワー
威力:74/256 × (炎を投げた数 - 氷を投げた数)

最後のブラザーアイテム。全体攻撃ということでボス戦よりも雑魚戦で活躍するのだが、威力がかなり高いため、炎無効の敵さえ混じっていなければコレ一つで雑魚戦を終わらせることができる。また、ラスボス戦でも非常に役に立ち、装備とレベル次第だが全パーツを一気にそぎ落とすことができる。
コピーフラワーと並び、ラストバトルの必須ブラザーアイテムとされる。というかマリルイ2のラスボスはコピーフラワーとミックスフラワー以外持っていかなくてもいいです。

ちなみに、この攻撃は後半になると炎持ちが一瞬でバトンタッチしていくようになるのだが、氷を投げてしまうとしっかり威力が下がるため、実は臨機応変に撃っていても全く威力が上がらなくなる。なので実質火力の上限が決まっているということになる。