マリルィーやりこみゲームブログ

ブロマガが死んだので今後ここに適当に書くかも

【復刻】マリオ&ルイージRPG 1DX ダメージ計算式

【基本】

[(レベル×POW÷DEF×技の威力÷100)×属性倍率]×エライフォース補正 = ダメージ

※[]の部分で小数点以下切り捨て。計算結果が2未満の場合は2に補正される。
※ブラザーアタックの場合は、マリオ側とルイージ側それぞれでダメージを計算し、それを合計したものが最終ダメージとなる。

※属性倍率について
弱点 (クリティカル) :×1.3 強化時×1.69
ラッキーヒット:×1.3 強化時×1.95
耐性:×0.7

ラッキーヒットと弱点・耐性は重複しない。
強化時というのはステルスーツ、サンゴカジュアル、パックンスーツを装備したときの倍率。

※エライフォースを装備すると最終ダメージが2倍になる。切り捨て処理など他の処理が全て終わってから最後に2倍するので、必ず偶数ダメージとなる。
※エクセレントリスクを装備すると装備者側のみ「技の威力」が1.3倍 (小数点以下四捨五入) となる。


【威力】

※今作は物語が進むとハンマーが強化されます。以降示す数値は、ウルトラハンマー (最終段階) 時のものとなります。

 

・先制攻撃
ジャンプ:60
ハンマー:56 追加効果:SPEEDダウン (発動率60%)
ハンド:60 追加効果:やけど (炎) 、めまわし (雷)

・ソロアタック
ジャンプ:60×2
ハンマー:132
ハンド:120

 

・マリオ
1.スプラッシュブロス
※通常版
消費BP4。威力190 (マリオ、ルイージ95ずつ) 。
ジャンプが60×2であり、大体ジャンプの1.5倍くらい強い。
消費が少ないので通常攻撃感覚で使っていいかも。オリジナルでは20回くらい使わないとadvを閃かなかったのに、本作は異常にDX版の閃きが早いです。親切設計。

最初の技ということでみんなさっさと慣れると思うので初心者にも手軽に使える良技。

※DX版
消費BP6マリオのPOWのみに依存。威力210。
トゲを貫通できることで有名。習得が異常に早くなったのでマメラ女王戦で猛威を奮います。オリジナルでは通常より威力が低かったが、リメイクでは威力も通常より上がっているうえ、判定が妙に分かりづらくなった通常チョッパーより出しやすい (と思う) ので他のボス戦でも使える技ではあると思う。

2.チョッパーブロス
※通常版
消費BP6マリオのPOWのみに依存。
威力は44→39→39→28→28→28→11→11→6→6→… と減衰していく。10発で計240。

オリジナルではキノコバッジとの併用で最強技でしたが、今作はキノコバッジの効果がただのPOW上昇になったので、残念ながらオリジナルほどの破壊力はありません。
判定が妙に厳しくなったとかいう噂があり、慣れないと割と不発します。ちなみに覚えたての状態だと、後半のカス威力が全て2ダメージに補正されるので実際のダメージは数値以上に高くなる。
ミスりやすい欠点を気にするのなら、消費は同じなのでスプラッシュDXのほうが安定する分優秀かと一見思われる。ただし、今作はジャンプやハンマーにも属性が存在し、敵によって有効になる攻撃が異なるため使い分けよう。
なお、敵の身長が高いほどたくさん攻撃を叩き込める。

※DX版
消費BP10。ルイージPOWのみに依存。オリジナルと違い8発で打ち止め。
威力は75→65→55→45→35→28→24→20 合計威力347。

無限に続けられなくなったことばかりが注目されていますが、実は本作において威力2位 (状況次第で1位) のアタック
浮いてる敵には当たらないが、本作唯一の無属性攻撃であるため、浮いてさえいなければどんな敵にも100%の威力が出せる唯一のアタックである。
同じくGBA版最強格だったノックバックブロスDXは露骨な弱体化を食らったのに対しこちらは依然として強アタックの座に居座っている。
なお、ルイージのアタックとして大変便利なサンダーブロスやタイフーンブロスもルイージのPOWのみに依存するので、このゲームはPOWを上げる装備は優先的にルイージに回した方がよい。実はマリルイ4に負けず劣らずルイージが優遇されている。

3.スイングブロス
※通常版
消費BP8。威力320 (マリオ、ルイージ160ずつ)

原作と違い、攻撃前にターゲットを選べるので物凄く簡単になった。
単純な威力数値はチョッパーブロスDXに若干劣るものの、あちらはルイージ依存のためルイージのPOWが低いとこちらのほうが強くなる。
また、チョッパーブロスDXにない利点として敵を選ばない圧倒的汎用性がある。
消費BPは8と威力を考えれば軽めであり、演出もかなり短く操作も簡単。またジャンプ属性がついているが横から当たるためトゲ敵にも有効。そしてジャンプに耐性を持つ敵に軽減されてもまだ威力224あるので、実際に与えるダメージはそう低くなく問題なく使える。
このように、どんな敵が相手でもとりあえず撃っとけってレベルで使いやすいため、習得時点から最終盤まで大活躍するはず。ある意味でマリルイ1DX最強技かもしれない。

※DX版
消費BP15。威力70 (初撃) +130 (盗み) マリオとルイージで半分ずつ。

オリジナル版では、通常スイングを決めた後の派生という位置づけだったので通常スイングの完全上位互換だったが、リメイクでは通常技とDX技は技選択時から別物とされているため、初撃のダメージは通常スイングとは比べ物にならないほど弱い。
盗み時の追加ダメージを勘定に入れても、15という圧倒的な消費BPに対して威力が有り得ないほど低く、"ダメージそのものを目的で使う分には"完全なる地雷技。盗み専用。

だがその盗み効果こそがこのアタックの存在意義であり、討伐必須ではないくせに限定装備を持つパーニョ (4戦目) 、ジョジョからアイテムを強奪するのに役に立つ。
雑魚敵にも限定装備を持つ者は多いので気になる敵がいたら積極的に使っていこう。ただし、通常、レアのどちらかをランダムで盗むため目当てのアイテムが取れないこともある。

アイテムコンプリートのお供という感じの技である。しかし、アイテムコンプリートを狙う場合重大な注意点が2点ある。
1点目は通常、レアしか盗めないということ。
このゲームにはなんと通常、レアの他に3枠目のシークレットドロップというのが存在し、これはゲームボーイホラーSPを装備して敵を倒すことでしかお目にかかれない。
しかも困ったことに中盤の限られた期間にしか行けないバクショー遺跡にしか登場しない雑魚敵 (リンボーブロス、オーララ) がこの3枠目に限定装備を持っており、スイングブロスDXがあるからと高を括っているとアイテムコンプリートができなくなる。

2点目はパーニョ (2戦目) も限定装備を持つのだが、その時点ではこの技をまだ覚えていない。彼の持つ限定装備を入手するには普通に倒すしかない。

ちなみに盗みアクションをミスると威力が何故か上がり、合計270になるが、それでも320の通常スイングより弱いので敢えてこれを使うメリットは皆無。アイテムを盗む効果はかなり役に立つが、ダメージを与える技として見てはいけない。

4.ファイアブロス
※通常版
消費BP12。威力30×ヒット数 (マリオとルイージで15ずつ)
私が出せる最高は11ヒットで、威力は330。

炎が弱点の敵に対して打ってやろう。

40回Aを押すことができれば11ヒットし、かろうじて通常スイングよりも強くなる。ただし炎に耐性を持つ敵に使うと軽減されてしまうので注意。ちなみに見た目に反してやけどの追加効果はない

※DX版
消費BP14。威力は私が出せる最高火力が火球204の衝撃波60。マリオとルイージで半分ずつ。追加効果:おおやけど (火球) 、やけど (衝撃波)

マリオが使える唯一の範囲攻撃。マリオは他に単体攻撃しか持たないので雑魚戦でこれが無いと割とダルい。まるでボス戦用かのような消費の重さだが、どちらかといえば雑魚敵用。炎弱点の敵が多ければ消費の重さに目を瞑ってこれを打ってやろう。

Excellentだと衝撃波が出るが、この衝撃波も炎属性なので、炎吸収の敵がいたら回復されてしまうことには注意。そういう時は通常ファイアと使い分けよう。ちなみに単体に対しても通常版のほうがダメージは上。

衝撃波のダメージはファイアハンドの半分のダメージが全体に。通常サンダーブロスと違いこちらは空中の敵には当たらない。

ちなみに追加効果がやけど、おおやけどなので一見最強技に見えるが、マリルイ1DXのやけどは敵版の毒みたいなもので、毎ターン10 (おおやけどは20) の追加ダメージがあるだけというショボい効果なので注意。

 

ルイージ
1.バウンドブロス
※通常版
消費BP5。威力180 (マリオとルイージで90ずつ)

通常スプラッシュより消費が重いくせに威力が低い。本作のルイージはマリオよりBPが多いのでそんなに変わらないのだが。

完全にルイージ版通常スプラッシュという感じで特にこれといった特徴があるわけでもない、が……?

※DX版
消費MP8。それぞれがそれぞれのPOWに依存。威力140×2。

めちゃくちゃ強化された。踏める敵が2体以上いればダメージは分散し、1体しかいなければその1体にダメージが集中する。

通常攻撃の1.2倍が2発という破格の威力を誇る。消費が8もあるので序盤だと使いづらいが、中盤以降バッジが手に入りBPに余裕ができ始めれば一気に使い勝手が増す。

雑魚戦では手軽な範囲攻撃で、ボス戦では威力280の単体攻撃になるので普通に強い。オリジナルより挙動が遅いので成功しやすいのも〇。

性能だけ見るとなかなかぶっ飛んでいるのだが、序盤は消費が重すぎてそうそう連発できないし、中盤のボスは攻撃が分散しちゃ困るようなやつばっかりだし、なんだかんだでバランスブレイカーにはなっていなかったりする。

消費が軽いというメリットはいつまでもあるので最終盤まで使っていける。

2.ノックバックブロス

※通常版
消費BP8。2人のPOWに依存するが、何故か2人のPOWが占める比重が異なる。威力はマリオ138、ルイージ99の計237。

なんとバウンドDXより弱いが、バウンドDXは分散仕様が邪魔だったりトゲが踏めなかったりするので、普通に単発でそれなりの威力を誰に対しても出せるこの技は決して弱くはない。癖の強いルイージの技の中で数少ない、普通に一撃を与えるだけというとても普通の技なので、逆にお手軽で出番は多いかもしれない。

ノックバックDXがリメイクで恐ろしく微妙性能になって生まれ変わったことを考えると、通常ノックバックは非常に無難な技としてかなり使える。

※DX版
消費BP10。2人のPOWに依存するが、通常版と同じく2人のPOWが占める比重が違う。
肝心の威力は
1発目:マリオ44、ルイージ22の計66
2発目:マリオ33、ルイージ22の計55
3発目:マリオ31、ルイージ20の計51
4発目:マリオ28、ルイージ17の計45
5発目:マリオ55、ルイージ22の計77

また、Aボタンを押し忘れてミスした場合はいつミスしても等しくマリオのPOWのみに依存する威力88のダメージが入って終了となる。
威力の総和は294とそれなりに強い。

オリジナル版では無限ブラザーアタックとして絶対的な地位を確立していたのだが、リメイク版ではオリジナルと違い5発で打ち止めなうえ、対象がランダム化するようになり非常に使いづらくなった。しかも設定ミスなのか何なのか知らないが、いつミスっても割と高いダメージを与えて終了するため、なんと5発目の攻撃はAボタンを押さずにミスったほうがダメージが高い。Excellentを出すのは実はよろしくないのだ。なおこの場合威力の和はマリオ224、ルイージ81の305となる。

敵が1体しかいないなら通常版より明らかに強いのだが、正直BP10を消費してまで打つものかと言われると限りなく微妙。敵が多いと威力がバラけまくるのでとても使いどころに困る。
絶対的な存在だったオリジナル版から一転、なんとも微妙な技に成り下がってしまった。

ただし、そんなノックバックブロスDXにも輝く場面があり、それはテレサ戦。この攻撃、最低ダメージが4であり、5回も殴るので、HP10かつDEFが異次元に高いテレサにとても刺さる。存在すら忘れ去られているかもしれないが、数少ない活躍の場なので使ってあげよう。

3.サンダーブロス

※通常版
消費BP14。ルイージのPOWのみに依存。威力130
追加効果:DEFダウン

貴重な全体攻撃であり、バランスブレイカー。原作と違い、浮いている敵にも当たるため汎用性が高く、またDEFダウンが通った敵は以降与えるダメージが1.6倍になる。サンダーハンドより若干強い威力の全体攻撃でそんなものをまき散らすので弱いわけがない。

1DXはルイージでも1バンズボンが装備できる。SPEEDが足りない場合は、マリオに1バンズボン、ルイージにアヌビンジーンズ (マリオアヘッド。デヘヘバレーのアヌビンが落とす) を装備させてもいい。加えて1ターン目最初の行動限定でPOWが2倍になる「ミラクスバッジ」を装備し、さらにエライフォースも乗せると開幕いきなり実質威力520の全体攻撃をぶちかますことができるため、ゲームが終わりを迎える。

消費BPが重いように見えるけど、このあたりになるとシロップがアホほど買えるしバッジでBPもかなりあがってるしで気にならないはず。

なお、DEFダウンの効果はボス戦でも非常に便利、というかボス戦で真価を発揮する追加効果である。サンダーブロスDXはPOW、DEFダウンがランダムで発生する都合上、とにかくDEFを下げたいのであればこちらのほうが便利。

※DX版
消費BP10。ルイージのPOWのみに依存。威力220
追加効果:POWダウン or DEFダウン

唯一DXで消費が下がるアタック。エフェクトは派手でかっこいいが、それにしては威力は220と微妙。ところがPOW、DEFダウンの効果を持つのでボス戦とかでとりあえず打っておいても損はない。
しかし重大な欠点があり、POWダウンによる減少量は元のPOWの20%なのだが、ボスの発狂状態によるPOW上昇に対応していないため、発狂後のボスから受けるダメージは実際には1割も変わらないため、有効性はかなり微妙。
DEFダウンのほうは有効性が高いのだが、それなら通常サンダーブロスを撃った方が良いという問題がある。まあ、通常サンダーブロスはそれ自体の威力が (ボス戦だと) 低すぎるという別の問題があるのだが…。

パックンスーツなどでクリティカル強化して、雷弱点の敵に打つとタイフーンブロスDXより強くなるのでこれが一番良い使い道かも。

4.タイフーンブロス

※通常版
消費BP13。ルイージのPOWのみに依存。威力は66→55→44→28→以降17 最大10発で計295。

標的を途中で変えることができるが、気にせず単体を狙い続けても普通に強いアタック。最後の1発が無いが、地味に威力減衰はDXよりもこちらのほうが緩やかだったりする。

※DX版
消費BP15。ルイージのPOWのみに依存。威力は66→55→44→22→以降11 最大10発攻撃した後、威力77の最後の一撃が入る。計330。
追加効果:めまわし

スイングブロスと違い、こちらはリメイクされても通常版の完全上位互換と言って差支えの無い性能。なんと通常スイングより強い。しかも最後の一撃には目回しの効果があり、ボスにも効くやつがいたりする

習得が終盤の、それも隠し技という扱いにふさわしい性能を誇る。つーかこれと通常スイングは取らないプレイは縛りプレイと言ってもいい性能。
だが、この技の真価は別のところにある。なんと最後の一撃はノックバックブロス同様ミスったほうが強く、威力が110 (マリオ、ルイージ55ずつ) になる。合計威力は363となり、チョッパーブロスDXを抜かし本作最強の威力と化す。本当に設定ミスなんじゃないだろうか……?
ただし、この場合めまわしの追加効果は失われるので注意が必要。