お久しぶりです。
ゲームやりこみプレイヤーを引退してからずっと雀魂三麻やってますｗ
現在段位は雀聖1、王座の間で日々奮闘中です。
まだまだ基本的な知識の見落としも多い勉強中の身ですが、だんだん上手くなれたらなと思っています。
さて、王座の間は雀魂の中で最高レベルの卓。そのレベルはあの「累計登録ID数:6549788人。 Win/Mac/iPhone/iPad/Androidで遊べる本格対戦麻雀。最大同時接続人数、対戦者レベル、いずれも最高水準。麻雀大会の運営に最適なロビー機能も充実。 プレイ料金は基本無料。 オンライン対戦麻雀 天鳳」の特上卓と同等と言われており、当然私としては1半荘ごとに勉強になることが多いわけです。
今日、麻雀ガチ勢には常識かもしれないけど少なくとも私にとっては衝撃的だったある学びを得たのでせっかくなので書いてみました。それではどうぞ。
……
南2局トップ目の親番。リーチに現物を切っていたら役無しでテンパイした。4pが4枚見えており、手順的に3pが当たるパターンはなさそうだが、どうする？
まあ、安全に取れるテンパイなら取るでしょ。親だし。
海底で放銃率0％の牌を引き、無事にテンパイ流局して連荘。
1本場。6000オールも狙える手が入りそうだったが、ラス目の上家が爆速でチートイドラ3をツモって3000-6000。くそー。
そしてオーラス。点数状況に注目。ん、なんかこれやばくない？？？
雀魂はオーラス終了時に誰も40000点を超えていなければ西入と言って延長戦が始まる。今僕が42500点で他2人は40000点を超えていないため、僕が2600を放銃するか、上家が跳満をツモるだけで西入して勝負はわからなくなってしまう。最悪の場合ここからのラス落ちもある。どうしてこうなった……。
原因はここ。ここで完全安牌だからと2pを切った (というかその前の3pを押した) のが良くなく、この状況は聴牌を崩してオーラスに行くべきだったんじゃないか？。
何故なら上家は大概ノーテンで、流局すると下家にノーテン罰符で2000点が入り、点数状況はこうなる。
自分：46600
2着：40300 (親)
3着：17100
これなら4万点を超えている者が2人おり、自分はツモでは4万点を切らない程度には持っているため西入はまずありえず、西家に跳満を打っても返らないのでラス率はほぼ0％となり、圧倒的に優位っぽい。
実質親とのアガリ勝負なので自分のトップ率は、南家がリーチや高打点の仕掛けをすれば跳満が打てない親がオリに回る可能性などを考えると50％以上はありそう。
それでは聴牌を取って連荘したらどうなるか。
自分：48600 (親)
2着：39300
3着：16100
これで南2局が続行になる。2着目が40000点を超えていなくてあと2局あるため、ラス目が和了するだけでオーラスに西入条件が簡単にできてしまう。そして自分はたとえここで親満を和了したとしても圧倒的有利にはなるにしてもトップが確定するわけではない。点数状況的にゼンツできるうえ、何をアガっても100％トップだった先ほどのオーラスとは状況が違いすぎる。ここからのトップ率が何％あるかは知らないが、西入の可能性を踏まえると50％は切っていそう。もしかしたら切ってないのかもしれないが、先ほどと違いラス率が0％に限りなく近いわけではないので順位期待値的に不利かなと考えられる。
以上を踏まえると南2局でテンパイしたことはかなり重いミスであるという結論になった。とはいえ、そもそも親番で連荘してはいけないという状況自体結構なレアケースで、たぶんどこの戦術本にもこんなミスを犯してたらものすごく損です！ みたいなことは書いてないんじゃないかなと思う。
こういう知識は実践で培うしか無いわけで、次この知識を引き出すのは何半荘後になるのかは知らないが、西入が関連した親連荘の罠という実際に経験しないと分からないような状況が顕現して、改めてこのゲームは難しいものだなと感じるなど。
ところで西入関係なく一般的に西家がダンラスで上2人が競ってて、1局だとラスらないけど2局だとワンチャンラスる状況の南2親番って伏せなきゃいけないものなのかな。俺それ知らないんだよね。
ちなみにオーラスはアガれたのでトップは取れました。これが上振れです。
